プロフィールムービーは、新郎新婦のお色直しを待っている間に流されるムービー。

お二人の生い立ちや歴史を流すことで、式場全体が感動に包まれたり盛り上がったりします。

なかには、「自分たちの出会いをみんなに見せるのははずかしい」と躊躇される人もいるかもしれませんが、実はこのムービー、単なる“思い出まとめ”ではなく、れっきとした出席者への“おもてなし”でもあります。

そこで、今回はプロフィールムービーを作るメリットと作成ポイントについてご紹介します。

プロフィールムービーのメリット

1. 出席者同士の打ち解けるきっかけ

披露宴では、親族に上司や恩師、友人や同僚など多くの人が出席します。

どんなに席を考慮しても、初対面同士同じテーブルになることもあり、「何を話していいのかわからない」ということも起こります。

そこでムービーに出席者の紹介も盛り込むことで、お互い「この人は同僚なのね」「高校の友人みたいだな」と打ち解けるきっかけになります。

2. 結婚までのプロセスで感情移入

新郎新婦のなりそめについて意外に知らない出席者も多いもの。

出会いから結婚までに至ったストーリーを見せることで、出席者もお二人の門出をより祝いたいという気持ちが高まります。

実際、出席者の中には数年ぶりに再会する人もいます。お二人のこれまでのことを知らない出席者にとっても、「いい人に会えたんだな…」と実感してもらえるでしょう。

3. お色直し以降の後半を盛り上げるつなぎ

披露宴の前半で新郎新婦の紹介や主賓の挨拶、乾杯、ウエディングケーキの入刀などが終わると、新郎新婦のお色直しです。

中座中は出席者も食事や歓談で、高揚した気持ちも落ち着きます。

そこで、披露宴後半のクライマックスとなる両親への手紙や花束・記念品贈呈などにつながるようにムービーを流すことで、出席者も再び気分が盛り上がる“いい刺激剤”となります。

このように、プロフィールムービーは新郎新婦がいない間に出席者同士が打ち解け合い、披露宴後半への期待感を高め、お色直し後の再登場へとつなげる“おもてなし”の役割があるのです。

プロフィールムービー制作のポイント

それでは、プロフィールムービーづくりのポイントに入ります。

1. 時系列で作るとわかりやすい

プロフィールムービーは、二人の生い立ち、出会い、プロポーズまでの道、友人関係、学生時代、仕事のことなど、一度考え始めると色々盛り込みたくなるものです。

そこでおすすめなのが時系列で並べていくこと。見ている出席者もお二人のストーリーがスムーズに入り感情移入しやすい作りになります。

2. 基本の構成は安心感あり

プロフィールムービーの王道である「お二人について」を作る際、基本の構成があります。

基本構成

  1. 新郎の生い立ち
  2. 新婦の生い立ち
  3. 二人の出会い
  4. プロポーズ(結婚)までの流れ
  5. 出席者への感謝

生い立ちでは、誕生から学校の入学・卒業、社会人までを時系列で並べていくのが基本です。

間には家族の紹介や友人からの祝福コメント、また新郎新婦による出席者紹介や日頃言えない感謝のコメントを挿入するのもいいでしょう。

3. 写真はバランス良く配置

使う写真の数もバランスが大切です。

新郎が10枚に対し新婦が30枚では仕上がりのバランスが悪くなります。また構成を組み立てる際は、特定の時期だけ偏って多くならないようにしましょう。

4. 挿入するコメントは短めが効果的

写真に添えられたコメントによって、見ている側にも写真の状況がよくわかり感情移入しやすくなります。

ただし長すぎるコメントは出席者も読み切れなくなってしまうため、コメントは端的に短めが効果的に伝わります。

5. プロフィールムービーこそ「二人の思い出曲」

オープニングムービーで使われる曲は、どちらかといえば誰もが知るウエディングを連想させる曲を選ぶ人が多いですが、プロフィールムービーこそ思い出の曲を流すのにぴったりです。

お二人でよく聴いた曲などをBGMで使うことで、新郎新婦らしいカラーが出るでしょう。

まとめ

プロフィールムービーは披露宴に出席してくれた人々へのおもてなしの要素と共に、作りようによっては今まで言葉では伝えていない両親への感謝の思いなども盛り込めるので、いい機会になります。

これからムービー制作をする皆さんも、ぜひプロフィールムービーを取り入れてみてくださいね。

LoveYou(ラブユー)のプロフィールムービーはこちら

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